厚い生地も薄い生地も同じミシン針で縫えると思っていませんか?

厚い生地・薄い生地それぞれに合わせて針を変える必要があります。
このミシン針セット見るとよくわかりますが、薄い生地から厚地・デニム用まで5種類も入っています。↓↓
私はこの「生地によって針を変える」ことを知らず、どんな生地も同じミシン針で縫っていました。そのため薄い生地の場合はスイスイ縫えるんですけど、厚い生地になると生地の上で針が止まってしまうんですよね。
ミシンの音がなんだがゴゴッと妙な音になるんだけど、針を交換するなんて思わないからそのまま無理に針を動かそうとポキッと折れる。そりゃ折れるわけですよね。
そして折れた針を必死に探すことになるんです・・・。
折れた針をそのままにしておくのは危険なので、もし折れたらすぐに探して回収しましょう。ミシン台の上に落ちていればいいですが、どこかへ飛んでどこにいったか分からなくなってしまうこともあります。万が一足で踏むと皮膚に入り込んでしまったり流血の恐れがあります。まして子どもやペットが踏んだらもっと大変なので、本当にすぐに回収してくださいね。
折れたミシン針が飛ばずに下糸のボビンに入ってしまうこともあるので、折れた針が見つからない場合は、ミシンを振ったり逆さまにして調べてみるといいですよ。
ミシン針が折れる原因
★針の入れ方が間違っている
(ミシンに針を付ける方向が決まっています。溝に沿って針を取り付けましょう)
★針は正しく入れたが、しっかり固定されていない
★生地に合わせて針を変えていない
★上糸がどこかで絡まっている
★針が曲がってしまっている
また、厚い生地を縫う場合、ミシンの回転数を少し落とすように縫うと針が折れるのを防げます。
手動でゆっくりと針を落としてから少しずつ動かしていくと、直線なら厚い生地でも普通のミシンでも縫うことができますよ。
でも、時々出てくるボコッとした段差。生地と生地を縫い合わせたり、折り返したりするとどうしてもボコッとした段差が出てきます。一般的な家庭用ミシンだと針と糸を厚地用にしていても、この段差を乗り越えることができないんです。
でも、家庭用ミシンでも唯一段差を乗り越えられるミシンがあるんです。しかも各モールで買えてポイントも貯められます。