ジーパンの裾上げってチェーンステッチがおしゃれ?

チェーンステッチは、裏面の縫い目がチェーン(鎖)のように見えます。二重環縫いとも言います。
シングルステッチと比べてチェーンステッチの魅力はデザイン性があること。
デザイン性のあるチェーンステッチは、ヴィンテージのジーンズで使われることが多い縫い目です。ジーンズの裾を裏返して確認してみてくださいね。
★メリット★
●綿糸を使うことが多く、洗濯を重ねると綿糸がデニムと同じように縮む。
●裾アタリが出やすくなり、ジーンズ特有の風合いが楽しめる。
●ゆがみが出にくい。
★デメリット★
●一度糸が切れると全ての縫い目がほどける。
●糸の擦り切れ・ほつれは、自分で補修できない。
●強度性に欠ける。
デザイン性があるものの、一度糸が切れてしまうと全ての縫い目がほどけてしまい自分で直せません。おまけにチェーンステッチは、専用のミシンが必要なので、ジーンズ専門店などでもできないところが多いんです。そのためチェーンステッチの料金は、シングルステッチと比較すると少し割高になります。
というわけで、デザイン性より強度を選ぶなら、シングルステッチがおススメ!シングルステッチなら、通常の直線縫いなので家庭用ミシンでもできます。
でも、一般的な家庭用ミシンだとどうしても、ジーンズの裾上げに出てくる段差を乗り越えることができないんです。ボコッとした段差の所で止まったり、前に進まずその場で縫い続けたり・・・
つまり厚地を縫うことができても、その分厚い生地が重なる縫い目などの段差を乗り越えることができなかった。でも、アレンジが簡単にできちゃうミシンがあるんですよ。しかも各モールで買えてポイントも貯められます。